嘘はついていません。ただ言わなかっただけです。

http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoumoe.hatenablog.com/entry/20150107/1420588234

例えば、「のじれんは渋谷区と12月16日と12月25日に交渉し、決裂した」という情報がある。
https://twitter.com/shibuyanojiren/status/549435325601153025
この情報は「支援者は渋谷区からきちんと許可をとってやるべき」という主張に対して一定の反論になる。

しかしここで気をつけないといけないのは、「交渉した際、渋谷区から何らかの妥協案が提出されたが、拒絶した」可能性がある、ということだ(交渉において妥協案を出されることは良くある。もちろんなかったかもしれない)。妥協案の提出があったとしても、彼らはそうは言わないだろう。
(・・・だからのじれんの話は信用すべきでない!という話を今しようとしているのではない。ちょっとその話は5㎝程横に避けておく)

もし、渋谷区から妥協案が出されてたとして、反のじれんの人が同席していた場合、嬉々として「渋谷区は入居施設への入居を促した」という情報を出すだろう。
その際、反のじれんの人は一時入居施設が一般的に劣悪であるという情報は出さないだろう。
https://twitter.com/pnkz/status/549570797027594241


野間氏の話についても同様である。
https://twitter.com/kdxn/status/417286843822915584

いま宮下公園で警察が排除しようとしているテントは、一昨日までなかったものです。ずっとそこに寝泊まりをしているホームレスを今日排除しようとしてるのではない。

テントは今日昨日提供されたものだとしても、中に住んでいる人はずっと公園で過ごしていた人である可能性はないだろうか?テントは支援者から正月にせめてもの暖を、と提供されたものかもしれない。
そうじゃないですか?と質問を投げかけるとする。
もしNoならば、Noと言だろう。Yesであるならば質問を無視するだろう。

より多くの人々から共感を得て自分達の力としようとしてきた人たちは、なるべくなるべく自分の主張の不利になる情報を隠そうとする癖が染みついている。
基本的に彼らは嘘は言わないが大事なことも言わない

仕方がない部分も多いんだよね「渋谷区からはXXという妥協案が示されましたがXXはYYであるため我々は拒否しました」とかいちいち書いていたら、文章が長くなり誰も読まない、ただ誤解が広まる原因になりうる。


まあまあまあまあしかしながらだ
外部から何か手を出そうとする場合、本当に事実として認識できる情報から、指針を決めて行動、発言した方が良い。そうしないと隠されていた事実が明らかになった時今さら引けない状態になっていて恥をかくことがある。「みんな死ね!!!!!」って気分になる。


僕は「ホームレスの人に公園での炊き出しが行えない」という情報から「ホームレスの人たちが何とか暖かい正月を迎えられるように」以外の動機は無く某所に幾ばくかのカンパをした。
それで終わり。
それ以上のリソースを割けない。